江差追分をはじめ、江差に伝わる数多くの郷土芸能を堪能。
地元の全国大会優勝者や師匠等が唄う本場の江差追分を追分会館の百畳敷ホールで聞くことができます。
江差屏風絵を描いた豪華な緞帳が印象的な舞台では、4月末から10月までの毎日、江差追分と地元北海道民謡の実演を行っています。
畳敷き桟敷席の広さは約百畳。ゆったりとくつろいで、本場の江差追分を心ゆくまで堪能してください。
GWと姥神大神宮渡御祭期間中には餅つき囃子などの郷土芸能の特別実演もあります。
なお、施設には370年余りの歴史を誇る姥神大神宮祭典を紹介した「江差山車会館」が併設されています。山車会館には、長い歴史と伝統を受け継いできた13台の山車の中から2台を1年交代で常設展示しています。
追分の殿堂、江差追分会館
「江差追分」は北国の厳しい自然と生活の中から生まれた人間讃歌であり、先人から引き継いだ、この地方文化の華を正しく保存伝承するため、昭和57年に町民や追分愛好者の厚意によって建設されました。館内には、追分資料室・伝習演示室・追分道場等、江差追分を心行くまで堪能できる、正に「追分の殿堂」としての機能を充実しております。
江差追分の生い立ち
追分節は、江戸時代から信州中仙道で唄われた馬子唄がルーツ。一種のはやり唄として全国各地に広まり、越後に伝わったものは船歌として船頭たちに唄われるようになって、今から200有余年ほど前に北前船によって江差に運ばれてきたといわれています。さらに江差では、座頭佐之市がケンリョウ節と追分を融合させて独特の音調をもつ江差追分を誕生させたといわれ、それが多くの唄い手によって磨かれ、唄いつがれてきたのです。
朗々と、そしてしみじみと
情緒豊かな江差追分の調べは、民謡を愛する人々の心を魅了します。民謡の道は江差追分に始まって江差追分に終わるともいわれます。
昭和38年から開催している江差追分の全国大会。江差追分会は全国に158支部、3,726人(平成23年4月現在)の会員を有しています。そして毎年、本場の江差追分を求めて江差を訪れる人も増える一方です。なぜ、これほどまでに多くの人に江差追分が愛され、唄い続けられるのでしょうか。その答えは、江差でみつけることができるかもしれません。
江差追分会館のご案内
所在地 | 〒043-0034 北海道檜山郡江差町字中歌町193-3 |
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電話番号 | (0139)52-0920 |
入館料 |
大人500円 小中高生250円(15名以上の団体は1割引) ※ この入館料で併設の山車会館も観覧できます |
開館時間 | 9:00~17:00 |
実演 |
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休館日 | 4月1日~10月末までは無休。 11月1日~3月末までは、毎週月曜日・祝日の翌日・年末年始(12月31日~1月5日) |
- 江差追分テレフォンサービス
- 追分日本一が唄う江差追分をいつでも、どこからでも、電話で楽しめます。(0139)52-2222でどうぞ。
- 江差追分や郷土芸能の出演依頼は「追分会館」へ
- [江差追分会館]:TEL(0139)52-0920
[江差追分会事務局]:TEL(0139)52-5555